「不定期で書。」 このコーナーは、書道毛筆10段の南波志帆が気の向くままに漢字一文字で気持ちを表すコーナーです。

「記」 (2015.1.1)

記

明けましておめでとうございます。2015年、いよいよはじまりましたね。今年は、インディーズデビューから7周年、メジャーデビューから5周年の、私にとって記念すべき年。ずっと応援し続けてきてくださったみなさんに、やっぱり南波志帆最高だな、と思ってもらえるような1年にしたいです。ひとつひとつの場所で、それを記していけるように、証明できるように、おおげさかもしれないけれど、命懸けで音楽していきます。もっともっと大きなステージへ、みなさんを連れていきたいのです。ワンマンライブや、南波志帆名義のリリースも、今年こそは。この1年が、みなさんにとってとびっきり素敵で忘れられない年になりますように。。。

「縁」 (2014.12.31)

縁

まもなく、2014年が終わります。今年は自分にとって大切な、数々の縁があった1年でした。ユニットであるナンバタタン、コトリトナンバ、そして、xxx of WONDERとしての活動が始動。ソロではできないことを経験することにより得られた、メンバーとものを創る喜び、芸術面での新たな引き出し。ユニット活動を通じて、またひとつ、南波志帆が補強されました。特に、詞を書くようになり、日常生活のなかでも、より丁寧に言葉を紡ぐようになり、耳に流れてくる美しい言葉やおもしろい言葉を逃さないようになったり、ひとつひとつの瞬間に強く惹かれることで、日々の色彩が濃くなったように感じます。だから、振り返ってみれば、すべて途方もなく昔のことに思えるほど、それほど凝縮した密な時間を過ごしておりました。どの瞬間も無駄にしなかった、それがこの1年の誇りです。たくさんの人との縁によって、新鮮な刺激をもらい、人間として成長できました。出逢ったすべてのものに感謝です。2014年よ、いっぱいありがとう。

「集」 (2014.6.5)

集

今年の1月から行わせていただいている、ZANSHING SUN FESTIVAL。タワーレコードさんとスピンズさんが共同主催になってくださり、音楽とファッションの融合を目指して始めたイベントです。公私ともに尊敬し、大好きなアーティストの方々に出演していただける、私にとってまさに夢のようなイベント。なんてしあわせなのだろう。好きが集まって、会場全体が好きで溢れていく。。。そんな素敵な景色が見たくて、私たちはこのイベントを始めたんだと思います。そこには、びっくりするくらいの高揚感と多幸感しかないに決まっている。こんなに素晴らしいイベントに携わることができて、改めて、みなさんに感謝しています。8日は渋谷に集合!しあわせな瞬間がいっぱい詰まった時間をみなさんと共有したいです。ワクワク、楽しみですね。

「残」 (2014.1.1)

残

はじめまして、2014年。本年もどうぞよろしくお願いします。今年も新しくて面白いイベントの企画や新曲制作など、南波志帆らしさを追求した音楽を発信し、そしてライブを通じて、みなさんの記憶に密接に結びつき、ずっと鮮明に残るような歌を歌っていきたい。みなさんへの感謝の気持ちを、歌うことで伝えていきたいのです。忘れられない一瞬を一緒に積み重ねていこうね。今年も駆け抜けていく所存ですので、しっかりついて来て下さい。2014年、新しい年の幕開けだ。

「続」 (2013.8.14)

続

ステージから見えるみなさんの笑顔は何よりもキラキラとしていて、私の中でいつも輝いている。みなさんと同じ空間で、同じ熱を共有して、その時にその場所にしかない音を奏でることのできるライブ。「大切な今を、みなさんと共に生きている」と強烈に感じることができるから、私はライブが好きです。歌うことでしか伝えることのできない私だけれど、こんな私でも、みなさんにとっての光になれるとしたら、それはなんてしあわせなことなんだろう。あなたが必要としてくれた時に、優しく寄り添えるシンガーになりたい。20歳になった今、強く思うようになりました。南波志帆のライブに行ってよかったと思ってもらえるようなライブをし続けます!そんな想いが込められている、ナンバタタン・ノ・ズレテルナイト。ぜひ、遊びに来てくださいね。

「成」 (2013.6.14)

成

南波志帆は、本日20歳になりました。それと同時に、ひとつ、みなさんに謝らなくてはなりません。それは、シンガーとして活動しはじめた当初から掲げていた「10代のうちに日本武道館でライブをする」という目標を達成できなかったこと。応援してくださっているたくさんの方々の期待を裏切る形になってしまい、本当に申し訳なく思っています。わたしの19歳は、音楽活動が充実していて満たされる毎日でした。ただ、ふと理想の自分と今の自分とのギャップに悩むこともありました。14歳の時に自分で発した、「10代のうちに…」という言葉。当時はまだまだ先の未来のように思っていたタイムリミットが、刻々と迫ってくる恐怖。感じるプレッシャー。あの時はまさか、こんなにもこの言葉に支配されるなんて、夢にも思ってませんでした。多分、誰かがなんとかしてくれる、という淡い期待や甘えがあったのかもしれません。いま思えば、責任を全うする強さすら持ち得ない子供だったのかもしれません。しかし、この夢を持ったことに後悔はありません。事実、あの時のわたしが大きな夢を言葉にしたことで、たくさんの方々が力になってくれたから。無謀なチャレンジだと分かりつつ、いっしょに立ち向かってくれる大切な仲間に出逢えたから。わたしの夢に期待してくれるみなさんがいたから。初めての挫折、を経験できたから。こんなにも悔しくて、こんなにももどかしい気持ちは生まれてはじめてです。情けなくて、涙も出ちゃいます。でも、くよくよしてばかりじゃいられない。前に進んでいく事でしか、自分の決意を伝えることができないから。だから、ここでもう1度宣言させてください。わたしは夢を諦めたくない。「絶対に、日本武道館でライブをします」いつになるかはまだ分からないけれど、少しでも早くこの夢を実現させたい。またみなさんに期待してもらえるよう、もっともっと輝きたい。なんだかんだ、わたしはまだ20年しか生きてないのです。諦めるより、ワクワクするような人生を送りたい。日本武道館でライブをするという変わらない夢と、10年先も20年先もみなさんに必要とされるシンガーでいたいという夢。続けていく難しさを知ったからこそ、この夢をかなえてゆきたいのです。ずっと音楽の道で生きていきたいのです。夢を叶えるまで、わたしは泣きません。そう、決めました。20歳からのわたしは、今までみなさんからいただいた愛を力にして、もう1度自分の夢と向き合っていこうと思います。小さい頃から口にしていた「夢は叶えるもの」。この言葉に嘘はない。『為せば成る、為さねば成らぬ何事も』南波志帆を応援していてよかったと思ってもらえるその日まで、走り続けることを誓います。ティーンネイジャーのわたしよ、さようなら。こどなの階段を昇りきって今、晴れてわたしは大人になります。2013.6.14.

「春」 (2013.4.1)

春

春は好きですか? 新生活に対する期待と不安。自分でもわからない焦燥。様々な感情がこころの中を駆け巡る季節。春は、こころが忙しい。わたしにとっては、なにもかもが新鮮に見える季節。すべての空気が入れ替わるように感じます。色で例えるならば、淡い緑や、うすいピンク、優しい黄色かな。春は空気に色がついて見えるから、不思議で魅力的。色づく景色につられて、自分の気持ちも軽やかに明るくなります。新しく生まれ変わろうとする自分を受け入れてくれる。そんな春がわたしは好きです。